10/14(日)東京大学戦
東京大学は弱い。
この試合を観てそう思った人はいないだろう。
仮に立教の中に東京大学を只の対抗戦Bのチームで相手にもならなかったと考えている者がいるとすれば、きっとこの先の戦い、苦渋を舐めさせられる事になるだろう。
東京大学は明らかにこれまで対戦してきたチームとは違った。
一番の違いは、本気で「立教に勝ちに来ていた」事ではないだろうか。
徹底して立教を分析してきていたのが、最初のワンプレーで分かった。
それ程までに立教相手に自分たちがやる事を明確に絞って練習を積み重ねてきていたのだろう。
立教は東京大学戦を前半戦のターゲットとして位置づけ、しっかりと準備して臨んだ。しかしながら、結果としては東京大学の鋭く低いプレーの圧力を受けてしまう事になった。
チャレンジャーとしてのプレーヤーの姿は少なかった。東京大学の方が次のプレーへの動き出しが早く、迷いがなかった。
立教がしっかりと準備をしていなかった訳ではないし、油断していたわけでもない。
ただ、もしラグビーを舐めて準備を怠っていたらと思うとゾッとする。
そんな姿を試合中に見せれば、1トライに押さえてこの点差で勝つことはできなかったかもしれない。「最終スコア78−5(前半40−0)」
組織のチカラの及びにくいところで立教の選手たちの突破力が上回り、得点に結びついた。
ターンオーバーからのトライや、ラインアウトモールからのトライは練習の賜物であり、これから更に創意工夫し、磨きをかけていくべきところであろう。
CTB広石は岩石のような腰を持ち、多少のタックルではビクともしない。
NO8安部はピンチとチャンスを嗅ぎ分ける嗅覚を持っている。そしてそこに反応できるスピードがある。
そして久しぶりにスタメンでの出場となったキャプテン安武は持ち前の低いプレーでBKに生きたボールを供給し続けた。
ついにキャプテンがチームに戻ってきた。
これまでは試合中もどこか纏まり切れない弱さが感じられる事があったが、これからは安武の激キャプテンシーで、チームを強固に固めてもらいたい。
ゲーム全体の印象としては、非常にキックの多い試合だった。
東京大学はキックの蹴り方、落とす位置まで計算し尽くされていたが、立教はSO吉田の安定したキックで確実に敵陣に入った。
そして前の試合同様、カウンターアタックからチャンスを掴み得点に結びつけた。
立教は意図した通りにボールを運ぶシーンも多かったが、意図したテンポでリサイクルし続けられたプレーは少なかった。
相手のDF如何に関わらず、自分たちの意図するラグビーをやるには、ボールを保持し続ける事が大切である。
個々人がポジション毎の拘りをもっともっと持たなくては、入れ替え戦という舞台で相手を圧倒することは厳しいだろう。
対抗戦Bリーグの中でどれだけ成長していけるか、これがポイントではないだろうか。
- [2007/10/16 21:28]
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